「カーネーション」の街へ
NHKの朝ドラ「カーネーション」にすっかりハマッています。
公私ともにバタバタしている時期なので、テレビで見逃したときは、ネットのオンデマンド放送で有料視聴までしちゃう熱の入れようです(笑)。
「カーネーション」は、大阪・岸和田を舞台に、世界的デザイナーである「コシノ3姉妹」の母、小篠綾子さんをモデルにしたドラマ。
主人公の女の子のガッツが(演技も)とにかくすばらしく、また家族やご近所さんとのなんとも機微のある交流に思いきり笑え、さらにじんわりきます。
「これくらい、へこたれへんで~」というのは主人公のセリフですが、そのパワーとひたむきさには、とっても元気をもらえます。
こんなに心躍るドラマは久しぶりだなぁ、と(今のところ)ぞっこんです。
さて、その「カーネーション」の舞台、大阪・岸和田で講演会(岸和田市PTA協議会主催)を行いました。
金曜日の夜の開催にもかかわらず、たくさんの方がご参加くださり、しかも皆さんノリがいい!
講演終了後、記念撮影をしましたが、各自ポーズを決めてシャッターが押されるのを待つんです。
「はよ、して~。この体勢、キッツイわぁ~」
「腿がぷるぷるくるぅ~」
「ちゃんと撮れてんのぉ~。めちゃきれいに映してよぉ~」
…さすが、大阪のおばちゃん、失礼、お姉さんたち。
爆笑のうちに撮影を終えて、私はホテルまでPTAの代表の方に車で送ってもらいました。
そしたら、そのホテルが、なんだか怪しげな場所にあり、見た目も妙な雰囲気。
「ここ、ラブホテルとちゃうん?」
「もっといいホテル、なかったのかいな~」
…と、ホテル前でもおばちゃん(お姉さん)パワー全開で、本当に笑わせてもらいました。
その後、小腹がすいていた私はサイフを手に近くのコンビニへ。
途中に小さなお好み焼き屋さんを発見し、「これだ!」と迷わずぶた玉を注文しました。
そのお値段、なんと300円だったんです(特別セール中でした)。
店頭には「カーネーションのまち」という旗がひらめいていました。
実際の街を訪れることができて、ますますドラマにのめり込みそうな予感。私も「へこたれへんで~」のガッツで、いろんなことを乗り越えていきたいなぁ、と思っています。