宮崎県都城市講演と降灰被害

霧島連峰の新燃岳噴火が連日のニュースになる中、降灰被害に見舞われている宮崎県都城市で講演会を行いました。

宮崎空港への飛行機が欠航する恐れがあったため、急きょ鹿児島空港を経由。空港からバスで都城に向かう道中、どんどん景色が白っぽくなっていきます。

市内のバスターミナルに着くと、海岸の砂のようにザラザラした灰が歩道を覆い、車が通るたびあたり一面に舞い上がって目が痛いほどです。地元の方のご苦労、ご心痛はいかばかりかと思います。

こんな状況で講演会が開けるのだろうかと案じていましたが、当日はたくさんの市民の方が会場に足を運んでくださいました。本当に感謝の言葉もありません。

宮崎では、昨年の口蹄疫、そして今年は鳥インフルエンザに降灰被害と、トリプルパンチでダメージがつづいています。

でも、だからって宮崎は怖い、そんなイメージは絶対に持ちたくないですね。

気候も人の心もあたたかく、食べ物は新鮮で豊富! 私は夕食にチキン南蛮を食べましたが、あまりのおいしさに翌朝のホテルのバイキングでもまた食べたくらいです。

家に帰って体重計に乗ると…。ちょっと目をそむけたくなる表示が出ましたが、それでもあのおいしさは忘れられません。